ハイランド と ハイランド5丁目について
 昭和40年代に、パイオニア的な大規模宅地開発として注目されつつ、高台に誕生したのが湘南ハイランドです。ペリーが上陸した横須賀市の久里浜に近く、次の野比に向かって三浦半島を進む途中、尻こすり坂と呼ばれて、昔は急坂に悩まされた峠があります。 その峠近くの山地に開かれた町です。 その「尻擦り坂上」バス停前のハイランド入り口には、当時、岡本太郎氏による立派なシンボルモニュメントが建てられていました。(写真は湘南ハイランドパンフレットより) 
 
 まだ、宅地造成が続けられているころの航空写真です。右上方が5丁目ですが、建てられた家はまだ多くなかったようです。(写真は湘南ハイランドパンフレットより) なお、「ハイランド 」 の町名は、全国で初めて、カタカナでつけられました。
 現在のハイランドです。上記写真とほぼ同じ方向に見ています。 高圧鉄塔のある二つの小山で位置関係が分かると思います。 (写真は Google Earth による)
 現在、ハイランド全体で人口約1万の一大住宅街となりました。1丁目から5丁目までがそれぞれの地区の個性を生かして、各丁の自治会活動を行いながら、全体では、ハイランド自治会連合協議会をつくって、防災や、安全パトロールや子ども見守り隊などの防犯活動をはじめ、夏祭りや運動会などの住民の絆を強めるためにも連携しています。 ハイランドでのこうした自治会活動は高く評価され、成果が上がっている地域活動のモデルとしてとらえられることもしばしばあります。
 5丁目は約450世帯という比較的規模が小さい地区ですが、伝統的に活発な活動で、結束が固い自治会としてハイランドの中で注目されているところです。